【精索静脈瘤】手術体験記②
前回の続きです。
精索静脈瘤と診断された僕(しかも両側!)ですが、局所麻酔だけで3時間の手術は嫌なので静脈麻酔も併用してくれる病院を紹介して貰うことにしました。
しかも、通院していた杉山産婦人科は日帰りとはいえ、全て自費。一方紹介して貰う獨協医科大学病院は保険適用なので手術費は2分の1以下に抑えられます。
ただ良い事ばかりというわけではありません。
以下のメリットとデメリットを書いていきます。
メリット
まず先ほども話した通り、手術費用が保険適用になるのは不妊治療を行っている家庭にとって出費を抑えられるので大きなメリットです。
さらに保険適用なので高額療養費の対象となり、各個人の標準報酬月額によって計算は変わりますが、僕の場合最終的な自己負担額は、自費の日帰り手術に比べて8分の1~10分の1程度になりました。
次に静脈麻酔が併用されるので、「長時間、局所麻酔だけの手術は嫌だ!」という僕のような人には間違いなくこちらがオススメです。
最後に、手術した日はそのまま入院して一泊することになるので術後の管理としても安心できます。いくら創部が小さいとはいえ、血管を何本も処置する手術を行うわけですからね。
すぐに医師や看護士を呼べる状態にあるのはやはり安心です。
・高額療養費により自己負担額が8分の1~10分の1程度に抑えられる。
・静脈麻酔併用なので手術が不安な人でも受けやすい。
・入院するので術後も安心出来る。
デメリット
次にデメリットの紹介ですが、おそらく一番のデメリットは手術のスケジュールでしょうか。
日帰り自己負担の手術であれば、スケジュールはそこそこ融通が利くと思います。
しかし、やはり皆さん保険適用を選択される方は多いのでしょう…。保険適用手術の場合、数カ月待ちは普通になります。
獨協医科大学病院を紹介して貰った時は最初の診察までに1カ月半、手術までにはさらに3カ月半待ちました。
まぁこのスケジュールについては僕の都合による調整も含まれているので、最短で予定を立てていたら半月~1か月くらいは短く出来たかもしれません。
もう一つのデメリットとしては、メリットの方にも書いた一泊二日の入院ですね。
人によっては1日でも入院が必要なことをデメリットに感じるかもしれません。
日帰り手術を行っている病院の中には、「翌日から仕事に行けます!」的なことをメリットとして謳っている所もありますからね。
・長期的なスケジュール調整が必要。(※)
・入院が必要。
※手術スケジュールについては地域によっても差があると思われます。
次回へ続きます。
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