【精索静脈瘤】手術体験記①
かなり時間が経っていますが、男性不妊治療を受けたのでその記録として書いておこうと思います。
同じ悩みを持った方の参考になれば嬉しいですね。
さて、さかのぼること半年ほど前。
去年の12月に精索静脈瘤と診断されました!
いや、元気よく書くことでもないんですけどね…。
きっかけは妻が通っている病院で精液検査して貰ったことです。
しかし、精液の検査はその時が初めてではなく、これまでも何回か受けているんですが、毎回所見は異常無しだったのです。
そんな中、検査を担当した医師から旦那さんも診察に来るよう言われたと妻から聞き、僕は妻の通っている杉山産婦人科に向かいました。
予め色々調べて行ったのですが、精子の所見は日によって変化したり、摂取する栄養、体調(寝不足など)によって変わるとあったので、正直そこまで深刻に捉えていませんでした。
何より今までの検査で特に問題なかったという経緯があったからです。
なので、診察を受けるまでは「サプリとか買わされるのかなぁ」くらいにしか考えていませんでした。
杉山産婦人科へ受診に行く
妻が通っていたこともあり、同じ病院へ。
不妊治療では有名な病院のようです。
女性の患者がメインな産婦人科なだけあります、とても綺麗で清潔感がある病院です。
フロアごとに患者が分けられており、男性不妊治療は4Fでした。
女性の患者と別のフロアになる点はお互いにとって良いと思います。
夫婦で来院している人はともかく、一人だと気まずい人もいるでしょうから。
各種検査を受ける
精液検査、血液検査、超音波検査を受けました。
精液検査は事前にデータがあったので、実際に受けたのは血液検査と超音波検査。
血液検査は問題なし。
超音波検査を受けた時、先生に告げられました。
精索静脈瘤と診断される
(以下は先生との会話はこんな感じでした、というものです。)
先生「精索静脈瘤ですね。」
僕「精索静脈瘤…?」
いや、静脈瘤は分かる。好きなドラマのジャンルは医療ドラマだ。海外、国内問わず見るからよく知っている!
先生「精索部に静脈瘤が出来ることで血液が逆流して精巣の温度が上昇するんですよ。」
先生「そうすると精巣機能が低下して、精子の所見が悪くなるんです。」
僕「そうなんですか…。」
僕「で、どうすれば?」
先生「症状が軽ければ、サプリメントで様子見してもいいんですが、左がグレード2なので手術した方がいいですね。」
僕「手術!?」
全く頭の中になかった言葉に戸惑ってしまう!(オロオロ)
先生「しかも僕さんの場合、右もグレード1ですね。この際両方やった方が良いかもしれません。」
僕「(マジかよ…)」
先生「うちでも日帰りでやってますし、保険適用が良ければ別の病院も紹介できますよ。」
僕「手術内容はどんな感じなんですか。」
先生「こんな感じですよ(カクカクシカジカ)」←端折ります!
先生「ちなみにうちの場合は局所麻酔で日帰り、別の病院だと1日入院になりますが静脈麻酔との併用です。」
先生「手術時間は片側1時間から1時間半なので両方だと3時間くらいでしょうか。」
僕「静脈麻酔!いや、保険適用の病院を紹介してください!!」
僕「(無理だぜー!局所麻酔するとはいえ、3時間も意識はっきりした状態で手術受けるなんてマジ無理!)」
先生「うちの患者さんの中には途中からウトウトする人もいますよ。」なんて事も言われたけど
僕「どんだけ神経図太いんだ!クソ羨ましい」っとしか思えなかった。じゃあ自分も、とは絶対思えなかった。
医療ドラマは好きだけど自分が手術受けるとなると話は別!
そして、この選択が吉と出るのは今後のお話。
続きます。
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【精索静脈瘤】手術体験記② 2020.06.15