【テレビ買い替え】外付けハードディスクにため込んだ録画番組はどうすればいいの?
家電製品は一度買うと基本的には数年から数十年に渡って長く使いますよね。
わが家のテレビも10年経つのでそろそろ買い替えようかな、と考えているところです。
しかしここで1つの問題が!
長年外付けHDDに録り貯めたていた番組は現在使っているテレビと紐づいているため、単純にテレビを新しい物に換えてしまうと見れなくなってしまうということ。
まぁ、この問題自体はかなり前から知っていたのですが実際にテレビを買い替えるまで先送りにしていました(笑)。
ちなみにわが家の現在のテレビは東芝のREGZAで、買い換えようとしているのはSONYのブラビアです。
外付けハードディスクからの録画データの引っ越し方法
調べてみると複数の方法があるみたい。
個人的には今ある録画番組を移行できればいいのでその方法を探すことにします。
SeeQVault
パナソニック、サムスン、ソニー、東芝の4社が開発したコンテンツ保護技術です。
この技術に対応したテレビとハードディスクを使っていれば、テレビを買い替えたとしても元のハードディスクをそのまま使って録画した番組を再生できるとのこと。
一見すると「おお、いいじゃない!大手メーカーも参加しているし買い替えが楽になりそう」と感じますが、ネットユーザーの反応を見る限りそんなに喜べる技術でもなさそうです…。
中でも致命的なのが、互換性に問題があり同じメーカーの製品でなければ動作保証されない、というもの。
ええ!?なんのための互換性技術なの!っと誰もが発表時に驚いたことだと思います(汗)。
なんでもファイルフォーマットに各メーカーで差異があり、その統一を行うことが出来なかったということらしいです(笑)。
もう一つ驚くことは企画に参加しているソニーが対応テレビを出していないこと。これも結構驚きですね。
ファイルフォーマットが統一出来ないと分かった段階でもうやる気ゼロだったんでしょうか(笑)。
2013年頃から各メーカーが対応製品を出している中で、7年間経ってもSeeQVault対応ブラビアを出していないのですから今後も出ないでしょうね。
まぁ、うちのテレビとHDDはどっちみちこの技術に対応していないので無理ですが。
レグザリンクでダビング
おそらく一番簡単な方法です。
レグザとレグザブルーレイをHDMIケーブルで繋いでブルーレイディスクやDVDにダビングするというやり方。
しかし残念ながらわが家のブルーレイレコーダーはSONY製!
わざわざレグザブルーレイに買い替える気にもなれず他の方法を探すことにしました。
DLNAサーバー(DTCP-IP対応サーバー)
「なにそれ?」っと思われた方のために一応説明だけ載せておきますが、用語の意味を覚える必要は全くありません。
DLNA:テレビやレコーダー、PCやタブレットなど異なるメーカー間の機器で映像や音楽、写真などのデータをやり取りするためのガイドライン。
DTCP-IP:映像や音声などのデジタルコンテンツを保護するための暗号化技術で、DLNAと共に使用される。
もう一度言います、覚えなくて大丈夫です(笑)。
いくつかの方法を検討した結果、僕はこのDLNAサーバーに決めました。
理由としては機器の追加が簡単なことと、将来的なことを考えると保存に適してそうだったからです。
で、僕が買った機器がコチラ。
ハイ、DLNAサーバーとは外付けHDDです。
ただ普通の外付けHDDと違うのはテレビに直接繋ぐ機器ではないという点です。
一般的な外付けHDDは上記のような感じでテレビとHDDをUSBケーブルで繋ぐといったイメージだと思います。
しかしDLNAサーバーはテレビと繋ぐのではなくルーターとLANケーブルで接続します。
ルーターというのはインターネットを契約していれば家の中に必ずあるこのような機械のことです。
契約先がKDDIなどであればレンタルされているかと思います。
ルーターの開いているLANポート(上の写真だと黄色)にDLNAサーバーと繋ぐためのLANケーブルをさすだけです。
これでテレビからDLNAサーバーに録画データを送ることができ、テレビを買い替えてもこれまで通り録画した番組を見ることが出来ます。
ちなみにDLNAサーバーを使うにはDTCP-IP対応のテレビが必要になりますが、僕が使っている10年前のREGZAですら対応しているので、基本的に心配しなくて大丈夫だと思います。
念のため確認したい方は公式サイトから確認してみて下さい。
続きはコチラ
実際にDLNAサーバーへバックアップした話はコチラです。
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【テレビ買い替え】DLNAサーバーにレグザに録画した番組をダビングしてみる 2020.04.15