新卒で仕事を辞めたいと思っているアナタへ
以前以下のような記事を公開しました。
今日は年収や職について僕自身の話を交えて書いていこうと思います。
新卒で入社した会社は半年経たずに辞めた
今でも世間的には3年は同じ会社にいた方が良い、という認識が共通して存在しますが、個人的にはさっさと辞めて良かったと思っています。
大学を出て初めて入った会社、つまり新卒入社した会社はいわゆるITベンチャーで当時勢いもそこそこあったと思います。
ベンチャーらしく若い人が多く、ノリも大学の延長のような感じであまり社会人になったという気がしませんでした。
同期もほぼ同い年で離れていても2歳くらいだったので、思い返してみても居心地は悪くありませんでした。
辞めた理由
そこの会社は本社勤務以外に客先常駐の仕事もあって、トレーニングを通してスキルと知識に合格した人から客先に出されて行きました。
僕も無事トレーニングをパスして1部上場している大企業に常駐となったわけなんですが、そこでの勤務が苦痛で仕方なかったんです…。
常駐先のリーダーと相性が合わない、部屋や廊下に窓が無いので閉塞感が凄まじい、などいくつかのストレスとなる要因がありましたが中でも耐えられなかったのが勤務スケジュールでした。
うろ覚えですが、以下のような内容だったと思います。
1日目:日勤
2日目:夜勤(18時~33時)
3日目:夜勤明け
この3日の繰り返しだったと思います。3日目と書いてますが、実質2日目の仕事終わりですからね。
この勤務を1か月くらい続けた後、唐突に「あ、無理。これ無理だわ。」と思いすぐに辞めました。
8月に伝えてその月に辞めたので、入社から4カ月でした。
辞める時、親に相談すべきか?
仕事を辞める時に1番も悩むことは、親に相談すべきかどうか、ということだと思います。
率直に言うと、ホントに辞めたいのであれば親への相談はオススメしません。
なぜならほぼ確実に止められるからです。
「仕事はつらいもの」、「辞めてどうするの?」などの言葉を掛けられるのがオチです。
中には辞めることに賛成してくれる親御さんもいらっしゃるかもしれませんが、稀だと思います。
自分が感じている辛さというのは例え親であっても完璧に理解してくれることはありません。
ただ、悩みや愚痴を聞いてほしい程度だったり、本心では誰かに引き留めて欲しい、といった気持ちがあるのであれば相談という行為をとってもいいのではないでしょうか。
どうしてもこの仕事を続けられない、と決断しているのであれば相談はせず親御さんには報告だけにしましょう。
転職活動について
初めての転職の場合、辞めた後にやる方が良いのか、辞める前にやった方が良いのか迷うと思います。
オススメは辞める前です。
辞めた後だと給料が入ってこないので焦りも加わり、転職先の会社をよく比較できないまま、最初に内定が出た会社に行きがちになるからです。
そうすると不満が出ることが多いです。
僕も一社目を辞めた時は次の会社が決まっていない状態だったので、かなり焦りました。
職に就いていない期間が長いとマイナス印象にもなります。
失業保険を申請するという手もありますが、自己都合の場合、支給まで3カ月待たなくてはいけません。
十分に会社を比較して自分が納得できる所に転職するためにも、転職活動は在職中にしましょう。
短期間で辞めても問題ないのか
職歴が短いと書類選考の段階で弾かれる可能性はありますが、年齢が若ければそれだけで面接まで行ける可能性も高いです。
面接で退職理由をきちんと説明できれば、問題ないはずです。面接に呼ぶということは採用の意思があるということですから。
上で言っている「きちんと」というのは「正直に」という意味ではありません!
例えば「上司と相性が良くなくて辞めました」という退職理由を面接の場で伝えた場合、まず間違いなく受かりません。
確かにその人にとって前の上司と相性が良くなかったのは事実でしょう。しかし、次の職場でもその相性問題は起こる可能性があるのです。
転職者の問題が解決できないかもしれない転職には面接官も躊躇するのは当然です。
転職者の問題が解決できる転職の例としては、現職は夜勤がある仕事だが家族と生活のリズムが合わずワークライフバランスが崩れているため、夜勤の無い会社に転職を希望している場合などです。
応募している会社に夜勤が無ければ転職者の希望とマッチしているので矛盾はないわけです。
このように退職・転職理由に矛盾を作らないことが大切です。
転職の注意点①
まず、辞めた後の仕事が自分の住んでいる地域に募集があるのかを確認することです。
東京や大阪などの大都市であれば常に募集があるので、そこまで気にすることは無いでしょうが、地方都市の場合、事前に確認しておいた方が良いです。
転職の注意点②
妥協点を確認することです。
会社に希望する条件は人によって多かれ少なかれあると思いますが、その条件について事前に妥協点を見つけておきましょう。
年収、勤務地、残業時間について具体的な希望がある場合、年収はいくらまでなら妥協できるか、勤務地は隣の県でも通えるか、残業時間は何時間までなら許容できるのか等です。
ここを曖昧なまま次の会社に行っても必ずまた辞めたくなります。
新卒で入った会社を辞めようと考えている方へ
「もう限界!」と思っているのであれば迷わず辞めるべきだと思います。
大企業に入ったから勿体ない、辞めた後の周りの目が怖い、などあるでしょうが体や心が壊れるよりマシなはずです。
追い込まれている人は正常な判断も出来なくなると聞きます。
また、もし友達や知り合いにそういった方がいるのでしたら背中を押してあげてください。
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