【UN-LIMIT】楽天モバイルのSIMカードを申し込んでみた。エリアや対応機種、解約手数料はどうなのか?

【UN-LIMIT】楽天モバイルのSIMカードを申し込んでみた。エリアや対応機種、解約手数料はどうなのか?

話題の楽天モバイル「Rakuten UN-LIMITプラン」に早速申し込んでみました。

気になるエリアや対応機種、解約に関する縛りについても見ていこうと思います。

画像は全て「楽天モバイル 楽天市場店」より

Rakuten UN-LIMIT

楽天モバイルがMNOとして初めて発表したプランです。

月額2,980円(税抜き)でデータ通信容量無制限という、今までのキャリアの通信費を考えると価格破壊と言えるプラン。

プランは一つだけ

楽天モバイルのプランは「Rakuten UN-LIMIT」ただ一つだけです。

従来のキャリアにありがちな、よくわからない組み合わせのプランが色々ある、といった煩わしさがありません。

サービスエリア

サービスエリアで気を付けなくてはいけない点が1つあります。

実はデータ通信容量無制限が適用されるのは楽天回線エリアだけなのです。この楽天回線エリアはまだ全国に広がっておらず、ほとんどの地域がauをパートナーとしたパートナー回線エリアとなっています。

ここで注意したいのは、パートナー回線エリアでは通信容量が2GBに制限されてしまうことです。

【2020/4/8追記】

4月8日のサービス開始時にパートナー回線エリアの通史尿量が5GBに引き上げられました。

データ容量消費後の通信速度も1Mbpsとなりwebサイトを見るくらいであれば十分と思われます。

エリア通信容量
楽天回線エリア無制限
パートナー回線エリア2GB 5GB
海外(66の国と地域)
2GB

ちなみに上の地図上で濃いピンクのエリアが楽天回線エリアです。

現時点では、東京周辺と名古屋、大阪、京都といった大都市圏が主なエリアだとお分かり頂けると思います。地方では北海道でも一部地域が対象エリアになっているのでやはり人口密度の多い都市から展開していくのでしょう。

自分が住んでいる地域が対象エリアか確認するためには、以下のサイトをお使い下さい。

ちなみに海外の通信会社ともパートナーを結んでおり、海外パートナーエリアであれば、国内パートナー(au)の容量制限とは別に2GB使えます。

ただ、ほとんどの国は2GBの通信容量から消費されていくため、国内で使う場合との違いを気にする必要はありませんが、一部の国と地域ではkbあたりで料金を加算されます。

上の画像を見て下さい。アジアのほとんどの国では「データ容量から消費」と書かかれているのに対し、中南米では通信容量に応じて料金がかかっています。

海外旅行などで使おうと思っている方は、渡航前に一度以下のサイトで確認することをおススメします。

【2020/4/4追記】

海外ローミングの提供方法が変更になりました。

高額請求を避けるため従量課金となる国と地域でのサービスは提供しないとのことです。

通話料

「Rakuten Link」アプリを使って発信した場合のみ、相手が他のキャリアや固定電話でもかけ放題となります。

そしてなんと、海外から国内への通話も無料!

しかし、「国内から海外」、「海外から海外」は従量課金となるため注意が必要です。

なお現在、「Rakuten Link」はAndroidに対してのみの提供となっているため、iPhone所有者は使うことが出来ません。

さすがにそのうち提供すると思いますが、どうなんでしょうか。

縛りや制限

ドコモやau、ソフトバンクといった既存のキャリアでは当たり前だった縛りがありません。

SIMロックなし
最低利用期間なし
契約解除料なし

対応機種

公式サイトに対応機種一覧が載っています。

楽天モバイルのMNOとしてのバンドはB3(1800)B18(800)と言われています。

ドコモとソフトバンクのスマートフォンはB3に対応しているのでSIMフリー化しているものであれば使えそうですが、どうやらそう上手くはいかないという噂もあります。

こればっかりはサービスが始まってみないと分からないので、もし不安な方は楽天モバイルで扱っている機種を購入することをおススメします。

キャンペーン

正式サービス開始間際ということもあり、様々なキャンペーンを行っています。

中でも注目したいのは、300万人を対象に1年間プラン料金が無料になるキャンペーンです。

正直、まだエリアも整っておらず通信状態もしっかりしているか分からない第4のキャリアですから、多くの人が二の足を踏むことは目に見えていました。

このキャンペーンはそんな人の不安も飛ばしてくれるものになっていると思います。

上に書いているように利用期間の縛りも契約解除料もないので日常使いで不便だと思ったらさっさと解約できるわけです。

ただ、この300万人についてですが先着順というわけではないようです。いくつかのサイトでは先着順と記されていますが、公式サイトには一言も先着順という文字はありません

キャンペーン対象人数内容期日
1年間無料300万人プラン料金が1年間無料なし
事務手数料
ポイント還元
300万人

Rakuten Linkをアクティベートした方を対象に事務手数料分のポイントを還元

開通日の翌月末
オンライン申し込みで3,000ポイント付与なしオンラインで申し込みを行い、Rakuten Linkをアクティベートした方を対象に3,000ポイント付与申し込み:2020年3月3日~6月30日
アクティベート:2020年8月31日

申し込みんでみた

月額料金がまるっと値引かれているのが分かると思います。

1年間無料の300万人の中に入ることが出来たと思っていいのでしょうか。

ちなみに上記の画面は、SIMを購入した後に届く「正式契約手続きのご案内メール」に沿って手続きを進めていった際に見れる画面となります。

申し込み時には1年間無料が適用されているかは分かりません。

ちなみにSIMカード発行時に事務手数料3,300円(税込)がかかるのですが、上に書いたようにキャンペーンが実施されているので、開通日の翌月末までにRakuten Linkをアクティベートした300万人を対象にポイント還元されるため、実質無料でSIMカードも手に入ります。

SIMが届いた!

【2020/4/8追記】