実際に使ってみてわかった、バーミキュラのフライパンのデメリット

実際に使ってみてわかった、バーミキュラのフライパンのデメリット

以前の投稿でバーミキュラのフライパンを紹介しましたが、使いこんでみて実際に感じたデメリットもご紹介しようと思います。

実際に使ってみて感じたデメリット4つ

①火加減になれるまで時間がかかる

材料を入れる前に予熱が必要なのと、熱の伝導率がとてもいいので、やや弱火にするのが美味しくできるコツなのですが、火加減がちょっと難しいです。

今でこそホットケーキを美味しくできますが、最初のころはひっくり返したら黒コゲとか良くありました。

せっかく高いフライパン買って、出来たのがコゲ料理・・・本当に心が折れそうになりましたが、レシピブックの「基本の使い方」を毎回見たり、何回も作ることでなんとか慣れてきたという感じ。

そのため、美味しく作れるようになるまで時間がかかってしまいました。

②油を結構使う

最初に油を馴染ませる必要があるのですが、しっかり油を入れないとコゲ付きます。特に目玉焼きや粉もの。

そのためわが家では、コゲ付かないようにするために大さじ1~2の油を入れています。

でも、、、、油大さじ1のカロリーって? 実は約110kcalあるんです。大さじ2だと約240kcalですよね。

なので、油やカロリーを気にしている方に、このフライパンはオススメしづらいですかね…。

もしくはヘルシー志向の油を使ってみるのも手かもしれません。

③コゲのお手入れがちょっと手間

ホーロー加工されているのでフライパンの手入れには柔らかいスポンジで洗う必要がありますが、頑固なコゲはそれだけでは落ちません。

コゲを落としやすくするために、水を張って沸騰させたり、重曹を使って15分ほど沸騰させる必要があります

コゲの状態によっては重曹だけでは落ちず、頑固なコゲは酢や中性洗剤を一緒に使ってあげる必要があります。

何回も繰り返さないといけないのが、ちょっと面倒くさいなーって思ってます。

あと、わが家が結構やってしまいがちで、もし購入を検討している方は本当に気を付けてほしいのですが。

コゲを落とすために、何回か火にかけていたことを忘れてしまい、気が付いたら30~40分経っていたということがあります…。

(大抵、夫がお手入れのために火をかけたことを忘れている。)

幸いこれまで空焚きにはなっていませんが、空焚きになってフライパンが傷んでいたらと思うとぞっとします…。

安いフライパンの時のコゲは何も考えずゴシゴシ洗ったり、強火で一気に沸騰できたので側に居ても苦じゃありませんでした。

しかしバーミキュラのフライパンの場合、強火で一気に沸騰させるわけにもいかず、中火で時間をかけて沸騰させないといけません。

とりあえず、夫の教育が必要ね

このような事があるので、共働きのわが家では、朝忙しいときや夜遅くに帰ってきたときにバーミキュラのフライパンは使っていないです。

簡単に汚れやコゲが落ちる場合はいいですが、ちゃんとしたお手入れが必要になるとやってる暇がありませんから…。

なので、平日はティファールのフライパン、休日や時間があるときはバーミキュラのフライパンと使い分けています。

④意外と収納場所に困る

毎日使う方は出しっぱなしでも問題ないですが、柄の部分を入れると幅が46cmあるので、どこにしまおうか悩みました。

他のフライパンや鍋と一緒に重ねて収納できないし、柄が木でできているので火元の近くも危険だし…。

壁にかけることも考えたのですが、約1キロあるので、万が一落ちてヒビでも入ったらと思うと躊躇してしまいます。

色々考えた結果、わが家では調味料を置いているスペースになんとか置いてます。

結局、バーミキュラのフライパンを買ってよかったのか

実際に使って感じたデメリット(というか不満)を4つ挙げましたが、それでも買ってよかったと思っています。

料理の美味しさが本当に違うんですよね。余計な水分をちゃんと飛ばしてくれるので、変にべちゃっとした感じならず、ハンバーグはふっくらジューシーに、お好み焼きなどはカリっとふっくらした仕上がりになります。

フライパンでこんなに違うんだって本当に思いました。

料理が好きな方には、ぜひおすすめしたいフライパンですが、気軽に買える値段ではないので、ぜひデメリットも参考にして購入を検討していただければと思います。